小学校の頃、俺はテストで100点を取り続け天才だと思った
けれど平和な時代はそう長くは続かなかった
スマホなので遅くなります
小学校4年になった時に自分のテストの成績が10点前後になった
一気にクラスカースト最下位になった俺はクラスの全員からパシリや物を盗まれるようになる
続け給え
顔を殴られたり股間を蹴られるのは当たり前
屈辱の中で俺の中にある種の感情が芽生えた
(なんでコイツらはこうまで支配的なんだ?支配されないにはどうすればいい?)
俺は1つの結論に達した
(汚くなるしかない、泥臭くっていい、これが俺の生き方か!)
小学4年になった頃、真実に気づいた俺は早速行動を開始した
汚さを全く知らない俺は汚さの研究をすることにした
俺は早速帰り道車に小銭を置いていたある軽トラックの小銭を取り捕まった
そうか学校いけよ
具体的には3日目位にして捕まった俺は反省した
これはもう反省したが後で反省したことに反省した
しかし俺は必死で色々な人に濡れ衣を被せた
それで親同士のバトルにいつの間にかなり、いつの間にかうやむやになっていき、叩かれ方もマシになり
結局、労働と同じ対価位の金が手に入った
これに味をしめた俺は次に万引をするようになる
店内より利益率を考えて今度は積み降ろしのトラックから段ボールを盗んだ
菓子が大量に手に入った
クズすぎて同情できねぇ
菓子のダンボールはシートを被せて林の中に隠した
俺はこの時気づいた「力こそ正義だ」と
相手は失った、俺は得た
これに気づいた俺は悪人には学校よりも学べることが沢山あることを知った
そして次の日、更に俺は勉強を進める
万引きする奴は利益率とかいちいち考えねぇよ
>>24
売れる物なら利益考えるけどこれはお粗末すぎる万引きだw
俺は本屋に行き、犯罪者達を調べようと思った
するとTVでたまに出てくるがあまりよく知らなかったヤクザの本を見つけた
有り触れた本だったが俺には運命の出合いだった
俺はそれらの本の中でヤクザの実態に詳しい本を探した
するとどの本にも「任侠」という下らないことばかり書いてあった
だからか俺はもうヤクザに興味を失い本屋にも行かなくなってしまった
失望してしまっていた
普通の万引きなどもしてお菓子を集めたが
人間、沢山あると「沢山あるしいいや」と思うのかあまり菓子には手を付けなくなった
近所の悪ガキにでもやるかと思い立ち近所の悪ガキに菓子をあげに行った
分かりやすくする為その人をAとする
Aは菓子に驚いて喜び一緒に沢山食べた
「まだまだ林にある」と言い林に連れて行ったら
大量に菓子がある光景に引いてしまったようだが
しかし気にせず一緒に沢山食べた
その次の日だろうか、Aにちょっと来いと引っ張られた
するとAはある見知った近所のクラスメイトの家のポストから鍵を取り出し(田舎はこれが多い)家に侵入、俺も続けて侵入
すると居間の分かりやすい所にプラスチック状の大きい貯金箱を見つけ
Aは貯金箱から金を畳に出した
Aは焦ってたみたいだが俺は平然と100円を整理しながら集めて2000円位になった時
全然集められてないAがこちらを見て「これなんだ?」俺「100円集めた」A「これ持っていこう」
結局、自分の集めた金だけ持って行って二人で菓子を食べた
しかし、俺にはある秘密があった
実は菓子にはほとんど興味がなかったのだ
そもそも菓子は食べたらすぐ終わりだったからだ
菓子よりも実は悪いことから得られる学びや食っていけるかどうかに興味があった
そして、Aと一緒に菓子を食べている時にあることに気づいた
そう、これが「任侠」かと気づいたのだ
俺は時間が立ってもう既に馬鹿にしていたヤクザの学びの深さに感動した
(・・・これが格の違いか)
恥じた
たた恥じた
そして思った、これで一生食っていこう、と
こういう馬鹿者がうちのじいちゃんのところに来て困るんだよ...
それから中学になり気に入らない野球部の先輩に下着泥棒の容疑をかけながら
俺は困っていた・・・金にならない
そう、全く金にならないのだ
ついでにAもいつの間にか親交が無くなってしまった
もういい歳だし菓子食いからは多分卒業したみたいだ
とにもかくにも金にならないんじゃ話にならない
そこで知恵を振り絞ることにした
犯罪者には大きな悩みがあると思った
それは学校がないことだ
全部自分でやるしかない
それが大人なのだろう
本屋のトラックにはあまり隙がないから
仕方ないので野球用の大きな鞄を盗んだ
そしてそこにありったけの漫画を詰め込み身分証明が要らない噂になっていた中古本屋で漫画を売る
これを繰り返した
月2万にはなったが稼げない、高校卒業後にの垂れ死ぬ自分が見えて青ざめた
田舎にはヤクザなんて多分いない
都会に出ても誰がヤクザだか分からない
泣きたくなった
高校にらなると泥棒にも挑戦してみた
トイレの小窓から忍び込み、住人が帰り出ていった時に中を物色したが何もない
手間とリスクの割に全く稼げなくてお手上げだった
この頃になると半分諦めていた
「俺は何をやっても駄目だ」とこの頃には思い始めていた
――そうだ、ホームレスになろう
投げやりになって2度家出して連れ戻されながら
本屋でショーウインドウの向う側を眺めるように
犯罪関係の書籍を立ち読みで漁っては棚に戻してを繰り返していた
―――――高校卒業
周りのみんなが未来に向けて駆けていった時
俺は親から盗んだ1万5000円で東京を目指した
最初に着いたのは福岡で、金も1万になってて「ヤクザを知らないか?」とホームレスに聞いたら誰も知らないみたいだった
仕方がないから更に北九州に行った
スペースワールド駅とやらを見ながら来たが、ここは酷い田舎でヤクザなんて居なさそうだったので、金もないから福岡に引き返した(後から知ったが有名なヤクザがいる所だったらしい、ヤクザの皆さんすみません)
駅で黄色い服を着たホームレスと会話すると
飯場なるものがあって衣食住と仕事にありつけるらしかった
早速飯場で働きすぐバックレて東京に行った
東京に来て右も左も分からなかった俺は
東京タワーなどに登ったりしながら観光していたが
自暴自棄にもなっていた
ハッキリ言って(ヤクザなんて見つかるわけねーよ)という心境
しかし、上野駅から浅草に行ってヤクザに会った
それも自称No.2のヤクザだったらしい
俺とヤクザのNo.2のヤクザ(B)はすぐに意気投合してウイスキーで杯を交わした
小学生からヤクザになりたい気持ちを熱く語ったらそれにBは驚き、すぐに舎弟になった
組名は特定を避ける為に言えないが、そこで俺は舎弟としてヤクザの世話から何から沢山面倒をさせて貰った
しかし、俺はこの時あることを隠していた
そう、俺は発達障害じゃないかと気づいてしまっていたのだ
しかし、任侠なんて表看板にすぎないと分かっていたからとても言い出せなかった
一生懸命頑張って働いたがいつも空回り
そしてそんな俺に嫌気が差したんだろう
ヤクザの幹部(C)から転勤を告げられた
初の仕事で風俗店勤務だった
その風俗は何処から連れてきたのか若い中学生から成人まで若い女を広く扱っている店だった
当然、表には出せない店でいつか摘発されると分かっていたが、捕まった後に出所すればヤクザになれるかもと思い内心ワクワクしていた
給料は物凄く良かった、月200なんてざらだった(ヤクザの付き合いでみんな消えていったが)
そして
2ヶ月後、俺は違法風俗店に押し入られた警察に逮捕された
実刑4年
用意してた弁護士も使ったが慣れた声でそう告げられた
前科はあったし刑務所に行くことは分かっていたが、初の刑務所入りは感慨深い
そして4年後俺は正式にヤクザになった
そして1年位下っ端の世話を見ながら破門になった
ミスが多すぎたからだ
死にたくなった
電車に飛び込んだ
ヤクザは俺の全てだったからだ
奇跡的に生還した
足は無くなっていた
生活保護を受給しようと思ったが元ヤクザには出来なかった
結局、俺は刑務所に入る為に物を盗んでまた入った
今度は1年入った
出てきたら病院に入れられた
俺にはもうかつての自由は無くなっていた
全ては俺の無能さが原因だ
何か質問ある?
Z武の「生まれた時から両手足なくて5人と不倫」の勝ち
言っておくがヤクザになったことは全く後悔してない
ヤクザになれて良かったと思うよ
本当に嬉しかった
>>66
アイツ嫌い
いつも自暴自棄になるなぁ
文章も雑だが全て真実だよ
今の俺にはもう何も無いが、ささやかな夢だが小説家を目指してる
小説家と言っても才能がなさすぎる俺でも書けそうなラノベだが
お前らはこうなるなよ
なりたくてもなれないが
つまらない人生だよ、結局何も築けなかった
懲りても懲りることなくただ毎日必死に悪いことしてた
それでどれだけ時間を無駄にしてきたのか考えたくもない
今自殺しても地獄だろうなぁ・・・・地獄なんてないか
馬鹿でした、それでも楽しかったよ
はぁ……こういう人生もあるんだなぁ
引用元: 発達障害の俺がヤクザになった話