結構臭い話になると思う。
フェイクも若干入ってるけど、ほぼ実話。会話とかは大体。
なお、文才はありません。書き溜めはしてる。
専門用語みたいなの出てくるので、わからなかったら聞いてね。
当時、僕は大学に入りたての19歳。特にやりたいことがあって大学に入ったわけではない、よくいるFラン大学生だった。
やり始めたネトゲはモンスターハンターフロンティア。
リアルの友達が始めるというので、一緒に始めた。
昔からモンハンをやってたので、割とすぐに慣れて
ガンガンHRも上がっていった。
最初は「MHFなんてモンハンのパチモンだろ」なんて思っていたけれど、始めてみると面白くなってしまって、友達がログインしてなくても一人で募集に入ってやっていたりした。
当然HRは友達と離れてしまい、結果、友達はログインしなくなってしまった。
この点では友達には申し訳ないことしたなと思う。
それを何回か繰り返しているうちに、スバルと出会った。
スバルは始めたてで、まだHRが低かった。
僕はその時すでに上位に上がっていたので、初心者を手伝ってあげようっていう気持ちで凸したんだと思う。フレも欲しかったしね。
例えば、僕が「どのクエスト行きたい?」と聞くと、「○○○行きたいです」という感じに返してくるだけ。雑談はほぼほぼなかった。
初対面だし、緊張とかしてるのかなぁと思ったけど、あまり気にはならなかった。
オジさんなのかなとか中学生くらいなのかなと思っていた程度。
何故かつまらない人だなとかは思わなくて、ログイン時間が合えば一緒に狩っていた。
スバルはモンハンが上手かった。装備が全然整ってないにも関わらず、あまり乙ったりはしなかった。
因みに、スバルは太刀とか双剣、僕はハンマーとか狩猟笛を使っていた。
多分、僕もスバルが上手かったから一緒に狩りたいなって思ったんだと思う。
何回か一緒に狩っているうちに、僕はスバルがどんな人物なのか凄く気になっていた。
雑談ついでに、いくつかお互いの素性を話し合ってみた。(スバルはスで表記するね)
僕「スバルは働いているの?」
ス「働いていましたけど、病気してしまって、療養してます」
僕「そうなんだ。療養してるのにゲームしてても大丈夫なの?w」
ス「時間決めてやっているので、大丈夫ですよ」
ス「それにツバサ(僕)と狩ってるのは一人でやっているのと違って楽しいですし」
僕「確かに!ログイン時間規則正しいよね」
僕「俺も最近スバルとしか遊んでないなぁ」
スバルはどこに住んでいるの?とか、スバルは何歳?とか、色々質問してしまった。今考えると凄く不躾だったと思う。
僕もスバルからの質問には全て答えていた。
僕は東北でスバルは関東。年齢に関しては僕は答えたが、スバルはそこだけは答えてくれなかった。
あまり根掘り葉掘り聞くのも失礼だな、と思ったので、素直に引き下がった。
女性かも?とか思っていたわけではなく、クエストしているとチャットしているのが惜しくなる時がある。なので、スカイプを持ちかけてみた。
すると、意外にもあっさりOK。(スカイプの導入から使い方まで教えたけどね)
スカイプを知らないということは多分35くらいのオジさんなんだなと何故か確信していた。
まあ、結果女性だったんだけども。
僕はスカイプは結構使う方だったので、あまり緊張せずに通話をかけたと思う。
ス「はい、聞こえますよー」
ここで僕、驚愕。
僕「え!?スバルって女の子だったの!?」
ス「そうですよ。まあ、女の子って感じではないですけどねw」
僕「そうなんだ…ちょっとびっくりした」
ス「珍しいですよね、ゲームする女なんて」
僕「そうだね…女の子って確信できる人に初めて会ったかもしれない」
僕「とりあえず、これからもよろしくね。あと、敬語やめようw」
なんて会話だったと思う。
スカイプで改めて年を聞いたら、「ツバサの伯母さんくらいじゃないかな?」なんてはぐらかされた。
それからは毎日スカイプしながらMHFをやった。
大学にはあまり行かないようになっていた。
正直なところ僕はスバルが好きになっていた。
女性と交際したことは何回もあったが、趣味が合わなくて長続きはしなかった。
スバルを好きになった理由は、ゲームが上手かったからだと思う。あと、声も好みだった。
スバルはだんだん僕にも慣れてきたのか、敬語をやめ、会った当時とは対象的によく喋るようになっていた。
僕「失礼なこと聞いてもいい?」
ス「何?」
僕「スバルは付き合ってる人とかいるの?」
ス「いないよ!働いてないし…」
僕「そうなんだ…もし、俺が付き合って欲しいって言ったらどうする?」
ス「それはあり得ないかなーwツバサはいい人だし面白いけど、ダメだよ、私じゃ」
僕「なんで?」
ス「住んでるところも全然違うし、年齢が違いすぎるもん。オバさんだからねw」
僕「年齢は関係ないよ。俺はスバルの人柄が好きなんだから」
ス「だってツバサは今19歳でしょ?私と10個も違うよ」
正直なところ、僕は5個か6個上くらいかなと高を括っていた。だからこの発言には驚いた。
それでも、めげずにアタックした。
そうだね
でも付き合って欲しいと言った時にはまだ年齢知らなかったんだよね 若さって怖い
ス「わかった。少し考えさせて欲しいな」
その日は気まずくなって数分後に解散した。
スバルと出会って4ヶ月くらい経っていた。
翌日、スバルはログインしてこなかった。
僕は、スバルともう遊べなくなるのではないかと思って悲しくなった。昨夜の自分の発言を悔いた。
3日くらい経って、スバルがログインしてきた。
最初はチャットで会話した。
この辺はよく覚えてないけど、ひたすら謝ってた記憶がある。
そして、通話。
スバルの返事は意外にもOKだった。僕は絶対フラれると思っていたので、歓喜した。
お互いの顔写真を交換し合ったりした。
スバルは今でいうと福田彩乃に似ていて、少し細くしたような感じだった。凄くタイプだった。
>>18
ありがとう 見てくれてる人いて嬉しいです
僕のフレンドや、スバルのフレンドも集まってきて、10人くらいの規模になった。
スバルと僕が付き合っていることは隠していた。
猟団ではスカイプを推奨していて、みんな和気あいあいと喋りながらゲームをプレイしていた。
僕が最年少だったが、みんな団長団長と慕ってくれていた。
因みに猟団員はスバルも含め半数が女性だった。(女性はスバルが連れてきたフレンドだったけどね)
僕は賛成だった。スバルにも会いたいし、一度猟団のみんなとも会ってみたかったから。
オフ会は東京で開催されることになった。
僕は新幹線に乗って東京まで行くことにした。
他のメンバーは色んなところから来るようだった。
鹿児島からわざわざ来てくれた人もいた。
「なんとなくそんな気はしてたよー」って言われてしまった。
ともあれ、僕はオフ会が終わった後のプランをスバルと立てた。
スバルの家に泊まりに行くことになった。スバルは一人暮らしだったので、泊まることは容易だった。
スカイプで話している時に聞いたのだが、スバルは男性がニガテらしかった。
普段の生活にはなんら支障はないけども、狭い空間で二人きりになることがニガテなようだった。
スバルは僕を家に招いてくれた。僕もスバルに極力気を使わせないように振舞おうと思った。
上野までスバルに迎えに来てもらい、そこから池袋で他のメンバーと落ち合い、居酒屋へ入った。
僕は未成年だったし、酒は好かなかったので飲まずにいた。
他のメンバーは結構飲んでるようだった。
あっという間に3時間経ち、解散となった。
スバルは少し酔っているようだった。
スバルに家まで案内してもらい、上がらせてもらった。
ス「うん。ツバサは思ってた通りの人だったよ。優しいし、気が利くね」
僕「そんなことはないよ。スバルはやっぱり大人という感じがするなー」
ス「オバさんだからね!大人じゃなかったらどうすんのさw」
僕「スバルは自分をオバさんオバさん言うけど、全然若いと思うよ。オバさん言うの止めなよ」
ス「ごめんねー、男の人と結構な間付き合ってなかったからさ…ありがとう」
僕はちょっとだけエロいことを期待していたが、この様子だとなさそうだった。
僕は夜中にトイレに起きた。その時、ペットボトルを踏んづけてしまい、結構な音を出してしまった。
トイレから帰ってきた際、スバルから声をかけられた。
僕「いやいや、いいよ。恥ずかしいし。それに、あんまり得意じゃないでしょ?男がいるの」
ス「ツバサならいいよ」
お言葉に甘えてスバルのベッドに入った。
凄く恥ずかしかった。スバルも恥ずかしがっていたようだった。
僕はスバルが、年齢の割にそういうことに対して耐性がないのが可愛らしくなった。ギャップ萌え。
意外にもスバルの方から抱きついてきた。
スバルの胸はあまり大きい方ではなかったが、密着し胸が背中に当たる感触で、僕のタガが外れた
この辺の描写は恥ずかしいし、難しいからカットしてもいいかな?要望があれば書くけども。
スバルはちゃんとゴムも用意していたよ。
それからは3日ほどスバルの家に泊まり、毎日エッチした。
色々なところにも観光に連れてってもらった。
帰りは高速バスのチケットを取った。
僕はバス乗り場で人目も憚らず号泣した。スバルは困っていた。
僕は「帰ったらすぐスカイプしよう、ウェブカメラも買おう」とか言ってた気がする。
無事家に着き、すぐにスカイプをかけた。
また泣きそうになったが、スバルを困らせたくなくて我慢した。
それからもずーっと一緒にゲームをした。
付き合う前と変わらないような、ゲームをしてその後話す。たまにウェブカメラでビデオ通話みたいな。
スバルと付き合って一年が経過していた。
僕も凄く頭に血が上ってスカイプ通話を切断して、パソコンも閉じた。
別れたいとすら思っていた。しばらくパソコンからは離れようと、リアルの友達と遊んだりしていた。
スバルからメールが入っていたが、無視した。
久しぶりにログインして、スバルに連絡を取った。
僕は一旦距離を置こうと提案した。
スバルは初めは困惑していたが、了承してくれた。
それから2ヶ月経ち、僕はスバルと別れようと思っていた。ゲームのログイン頻度も落ちていた。
スバルにそのことを告げた。スバルは了承してくれた。今考えると、自分勝手で本当に申し訳なかったと思う。
スバルは「別れても一緒にゲームしたいな。友達ではいられるでしょ?」と言ってくれた。
本当に大人だなぁと思うと同時に僕はなんて自分勝手なのかと自責した。
1ヶ月ぶりにログインすると、スバルからゲームの誘いがあった。
僕は気まずいながらも、誘いを受けた。
やっぱり、スバルとゲームするのは楽しかった。
それから、付き合う前のような関係に戻った。
ゲームして、たまに語り合うみたいな。付き合っていたことはお互いに避けているような感じだった。
モンハンを引退したり、新しいネトゲに移住したりしたけど、スバルとはずっと一緒だった。当時の猟団員も何人か一緒に移住した。
付き合っているわけではなかった。仲の良い友達のような感覚。
未だにスバルとスカイプで話したり、移住先のネトゲで遊ぶこともあります。
現実世界で俺が結婚することになって、友達と飲みに行った際にこの話を思い出したので、記憶の整理ついでに書き込みさせてもらいました。
終わりです。見てくれた方ありがとう
質問などあれば…
ご清聴ありがとうございました。
してないみたいです。
俺も大事な時期にこんなことしちゃって申し訳なかったと思ってます。
>>38
男性?女性?
ネトゲは難しいよね。大抵離れてるし
ワイは男やで
最初、相手からすごく好意を寄せられて流されるまま付き合った(遠距離で会った回数も少ないから付き合ったと言えるかどうかも分からんが)けど、半年くらいで飽きられて振られたわ
そうなのかぁ。
身近で会えないと辛いよね…自分も相手も。
俺は未だに付き合いあるから飽きて振ったというわけではないと自分では思ってるけどね。
最初から遠距離とでは、全く違うと思う
続かなくて当然では
全くの正論だと思う。
いい経験になったよ。スバルには申し訳ないと未だに思うよ。
レスありがとう たのしかったー
おやすみなさい!