居たのは10年以上前。
今は一般人。
先輩に割りのいいバイトに誘われて、AV現場のADを始めた。
実際当日になったら、先輩来なかったから、一人でやる羽目になったけど。
たしか露出物だった。
猥褻行為をする。
半日も付き合ってると大分麻痺してくる。
ちなみにADは雑用全般やるから、凄く大変。
買い出し、見張りはさることながら、使用済みのバイブ拭いたり、疑似精子作ってスポイト詰めたり。
初めての同行だったから疑似精液の作り方分からなくて、カメラマンの人にレシピ習って、メモした記憶がある。
監督とかになれば稼げると思うけど、ADでは無理だと思う。
ありがとう。
ADじゃ限界があるんだね
ADで経験詰んで、スキルアップ目指す感じ。
ADのギャラ平均は一万から二万。
続きはよ!!
バイト代はなんと、四万。
多分色を付けてくれてたんだと思う。
監督からは「初めてにしては凄く良い働きだった。また来てよ」と言葉を貰った。
体力的に凄くしんどかったけど、妙な充実感を得て帰宅。
監督と携帯の番号を交換。
ここから監督のチームで世話になることになる。
元AV業界に、みたいなスレタイ。
10日後に例の監督から、またADの誘いがあった。
ギャラは2万。
新人ADには破格のギャラらしい。
大学生の私には1日拘束でも2万は大金。
迷いはあったけど、即答でOKした。
撮影内容は、スカだった。
リアルで放心状態。
そもそも当時の私はまともにAVすら見たことなくて、普通にセク口スしてアンアン言ってるのを撮影する時代は終わったのかと勝手に思ってた。
撮影日3日前。
ちょっとした事件が起こる。
主演予定だった女優が逃げた。と監督から聞かされた。
(じゃあ撮影はお流れかー、二万がなくなったー)と悲観していたが、続けざま監督から「誰か出れそうな子いないか?」と。
でも、何故か親身に監督に寄り添ってしまい、「探してみます」と答えた。
そもそもav出演ってだけでハードル高いのに、内容がスカって。
絶望的な状況の中、私は地元の友人Aに連絡を取った。
彼女は家庭環境が複雑で、あまり家には帰っておらず、よく私の実家に遊びに来ていた。
私が大学に進学してからは少し疎遠になっていたが、彼女も私の大学がある地で夜の仕事をしていた。
安易な考えだったが、Aだったら誰か紹介してくれるんじゃないかと思った
出演料の45万に惹かれたらしい。
スカだよ?いいの?と何度も確認したが、彼女は内容より本当にその出演料が手に入るかどうかを気にしていた。
私はAの意思を確認して、監督にすぐ折り返すと一度面談したいということになり、面談後にすぐOKが出た。
Aは顔やスタイルは抜群に良かったので、出演出来ないことは考えていなかった。
私は監督から「本当に助かった。頼りになるよ」と言われた。
この時、きちんと罪悪感と向き合っていれば、きっとAをAVに紹介するなんてことをしなかったと思う。
Aには40万のギャラが渡された。
5万は経費で天引きだという。
Aは特に疑問をもたず、このお金で一人暮らしが出来る、とそちらに意識が向いていた。
後で、その五万は私に紹介料として、渡された。
撮影自体は淡々と進み、いよいよスカシーン。
実は撮影前、所謂疑似糞を作っていた。
芋にチョコなんかを混ぜたもの。
てっきりスカシーンにはこれを使うもんだと思っていて、私はタッパーにいれた疑似糞を持ってくると、監督は怪訝な顔をした。
「それまだ使わないよ、浣腸持ってきて」
便秘気味なのか三本くらい突っ込まれてた。
トイレのドアの意味をふと考えた。
排泄行為って人間の大きなプライバシーや尊厳を守るために設置されてるんじゃないかって。
その尊厳を犯されているA。
そうこうしている内にAは大勢の人の中で排泄した。
排泄したあとのAは笑顔でスタッフ達に労いの言葉を受けていた。
可愛くてスタイルも良くて、ちょっと馬鹿だけど憎めないA。
複雑な感情が交差してしまった。
遅くてごめん。
続き。
ちなみに疑似糞は男優の尻に詰める為に使った。
一応腸内洗浄(といっても素人作業)してから、詰めるけど尻の穴から出てきた物体を口に詰められたり、身体に塗られたり。
そのときの事はまだ夢に出てくる。
しかも男優の一人が腹の調子が悪かったらしく、本物をぶっかけてしまった。
Aには黙っていろ、と監督に口止めされた。
本物とかキツいわ
匂いはキツかったけど、吐いたりはしなかったよ
40万。
ちなみにその作品は未だにネット上にある。
Aはその一本で引退したと思う。
その後ヘルス嬢や本番ヘルスで働いている。
撮影後、監督に開口一番、言われた言葉は今でも覚えてる。
「もうAとは会うのは辞めろ。女優とプライベートで関わるもんじゃない」
ショック、という言葉では言い表せなかった。
私は家に帰って初めて泣いた。
でも私の中の罪悪感は拭えなかった。
Aはホストにハマった。ヘルスで稼いだお金は全てホストに消えた。
何度か子供をおろしたりもしていた。
性病にもなった。
その度に私はAにお金を貸したと思う。
別に返ってこなくても良かった。
そうすることで、私の罪悪感が少し楽になるような気がしていた。
でもそれが偽りだったのは、数年後私が大学を卒業して就職後にわかった。
その時、Aは本番ヘルス嬢でどっかの社長の愛人をしていて、その社長の子を身籠っていた。
「産もうって言ってくれたんだー」と嬉しそうに話すAからの電話を最後に彼女とは音信不通になった。
どこで何をしているか地元の友達は誰も知らない。
私はたまにAを探すけど、もし見付かったとして会う勇気はない。
監督は私より一回り上の人だった。
吉田栄作を少し太らせた感じの人。
見た目はそんな悪くないと思う。
業界のイロハを徹底的に叩き込まれた。
口を酸っぱくして言われたのは、女優と仲良くなるな、だった。
また一見のスタッフや男優とは親しくするな、信用出来る奴なんか一握りだと。
確かにその通りだった。
女優に感情移入してもロクなことがないし、男優の中には素人に毛が生えたみたいなセク口ス脳な奴も山ほどいたから。
彼女は初作品で上京してきたばかりの女性。
親の暴力が激しく逃げるように家を出たと言っていた。
年齢は当時の私とあまり変わらなかったと記憶している。
彼女はAVに出演するために、豊胸手術を受けていた。
初めての撮影代はその手術代の返済に当てると言っていた。
いよいよ本番、挿入シーンになると監督がスチールカメラマンを呼んだ。
「ハメはお前がやって」
普段あまり男優は使わず、監督自らハメドリするのに今回に限って何故か監督がやらず、スチールカメラマンに依頼した。
カメラマンの代わりは私。
私はその表情を収めるため、シャッターを切る。
慣れない一眼レフに必死で女優のことはあまり覚えてない。
ただ、挿入が終わって女優の股間からおびただしい鮮血が流れていた。
私は言葉を失った。
忘れていたが彼女は処女だったんだ。
私がぼーっとしていると監督からすぐに指示が飛ぶ。
「一応それも撮っておいて」
それがこの鮮血を指していることはすぐにわかった。
私は様々な角度からシャッターを切ったが、女優の顔を収めた写真だけはどうしても撮れなかった。
彼女はスレンダーというか華奢過ぎて、豊胸した胸に違和感があった。顔は普通。
今回処女という価値があって、現場に呼ばれた。
彼女がその後AVに出たかどうかは分からない。
ただ、スタッフの打ち上げでうちの現場では二度と呼ばないね、スカでも使えないと笑いながら話しているのを聞いてしまった。
余談だけどavだけで食っていける子ってやっぱり少なくて、普段はソープとかヘルスとか風●で生計を立てている女優が多かった。
たまに昼間は派遣社員してたり、学生だったりも居たけど、そういう子はキッチリ引退という線引きを取ってやめてた印象があるよ
当時AV関係で知り合った人間関係は既にない。
明日、というか今日だけど新卒から働いてた会社に辞意を表明する。
正直自分がAV業界に居たことなんて忘れかけてた。
今の会社に不倫カップルがいて、その人らのセク口ス現場を見てしまったのよ。
そしたら急にフラッシュバックして、このスレを立てて吐き出したくなった。
以外にAVのジャケでは特定されないよ
修正スゴいから
AVに関わってた過去は恥じてる訳じゃないけど、けど間接的(Aに関しては直接的だけど)にもあまり幸せではない方向に導いたことへの罪悪感はある。
何か言いたいこと纏まらんねw
思い出話に戻るよ。
眠くなるまで書くよー
Aの事で罪悪感があるのはショウガナイ
しかしAの人生は其れがあっても無くても変わらないのだよ
AVに関わった過去を恥じていないならば 他人の不倫で
今の積み上げたキャリアを投げだすのは少々モッタイナイ気がしますよ
不倫カップルは遅かれ早かれ地獄に落ちますから
逆に突き落としてやるのも一考です
転職大変じゃないの?
大変だけど、私みたいに叩いて埃が出る人間は怖いんだよw
単体ってのはネームバリューもあるし、ギャラも高め。
企画っていうのは所謂使い捨て。
当時からちょっとずつ女優が値崩れしてて、企画でもそこそこ可愛くて、NGが殆ど無い子も多かった。
でも一度だけ大手の仕事を手伝った時にとある有名女優さんと仕事した。
って言ってもわからないよね。
ごめん、よく分からない。
私の知らない世界はまだまだあるなぁ。。。
Rさんには色んな意味で裏切られた。
待ち合わせに時間厳守、スタッフ全員に明るい挨拶、お礼の言葉や気配りが出来るなどなど。
当たり前と思うけど、出来ない人間が多い世界。
細かいところで言うと、AVはまずジャケ撮影からするんだけど、Rさんは撮影場所にノーパンノーブラできた。
これはジャケ撮影の時下着の跡が付かないようにするため。
案外これすら出来ない子がいる。
で、大体演技が下手な子多いから流れに沿ってやらせることが多いんだよね。
でもRさんはたとえば挿入シーンが最初、最後に導入部を撮影してもきっちりやってくれる。
だから撮り直しもやりやすかった。
撮影後にダラダラ居座る女優も多いんだけど、Rさんは颯爽と帰っていった。
残念ながら彼女はもう引退してしまったけど。
裸で勝負してて尚もカッコいいと思わせる人ってそうそういないと思う。
会社行くときまだスレ残ってたら書こうかな。
構ってくれてありがとう。
面白かったよ