今日思い出して悲しくなったから勝手に語ってくよ
スペック
>>1
36歳 既婚 娘1人
デリ嬢
19歳 妊婦(ホントかどうかは知らん)
去年俺が嫁と上手くいってなくて家出中だった時のお話
その頃一時的にラブホに泊まってた
ラブホにいるなら女呼ばないと!と思い
そんなに呼んだこともないデリヘルを呼んだ
学園系のお店に電話して30分くらい待たされた。
やっとピンポンが鳴ってドアをあけたら
白と金のツートン頭のちょいデブだけどそこそこ顔の整ったギャルがいた
ギャルが苦手な俺はちょっと身構えた
部屋に招き入れたらデリ嬢はキョロキョロしてから荷物置いて
「よろしくね」って一言だけ言って名前も名乗らなかった
でも無愛想な感じじゃなくて愛想はいい感じでちょっと安心した
俺も「よろしく」って言ったら
俺の家出のための荷物を指さして
「ラブホ泊まるのにこんなに荷物いる?」ってゲラゲラ笑ってた
「俺今家出してるの」って言ったら
「おじさんでも家出するんだね!うちも若い頃よく家出してたからキモチわかるー」ってよくわからない慰めもしてくれた
それからささっとシャワーに入って
2人で布団の中に入った
鼻のあたりまで布団に潜って俺の方を見ながらデリ嬢が
「ねぇねぇ、何する?」ってニコニコして聞いてきた
結構可愛くてたまんなかったあれは
俺が攻めてる時本番できそうな感じだったから
「入れてもいい?」って聞いたら
俺のほっぺたを手で挟みながら
「だめでーす」って言われた
これも可愛くてたまんなかった
その時はイかなかった
なんか途中でイチャイチャする方が楽しくなって
とりあえずお風呂の時間になりお風呂に入った
そしたらデリ嬢が
「ねぇ、なんで家出したの?おじさんなのに」
って聞いてきた
俺はとりあえず「嫁とあんまり仲良しじゃなくてさー」とだけ伝えた
デリ嬢は「女の子は大事にしないとだぞー」とかそんなこと言ってた気がする
お風呂上がって着替えて
ドアのとこでじゃあねーってしてる時にデリ嬢が
「まだここに泊まるの?」って聞いてきた
とりあえずどこか行く予定もないしうんって答えたら
「あのね!うちまた会いたいって思ったからラインしたいんだけど、やだ?」って言われた
所詮営業だろwと思いつつ俺も会いたかったのでライン交換した
そしてちゃんとバイバイしてドア閉めた瞬間に
「これはちゃんとおじさんかね<●><●>」ってラインが来た
やっぱ可愛かった
その後デリ嬢から
「今日は深夜2時に仕事終わるからまたホテル行っていい?」
ってラインが来た
営業してくるかと思ったのに普通にあっていいんすか!と思って
思ったまんまライン返したら
「いいのだよ!後で行くから寝ないでね」ってラインがきて数時間後またデリ嬢がホテルにやってきた
デリ嬢は「また会ったねおじさん!」とか言いながらニコニコしてた
そんで仕事終わったし化粧落としたりしたいってお風呂に入り始めた
俺もなんとなく一緒に湯船にゆっくり浸かってた
そしたらデリ嬢が
「おじさん家出して寂しい?」って聞いてきた
「寂しくないよ」って適当に答えたら
「寂しくないやつはデリヘル呼ばないんだぞー」って乳首つねられた
俺が家出した原因は嫁との不仲だったんだけど
唯一娘のことは気になってた
俺の嫁も元々風俗嬢でデリヘルじゃないけどお店で出会った
嫁は病んだりとか気分の起伏が激しいし
生活もだらしなくて俺と年齢が同じこともあり許せなくてケンカになってた
そんな中娘を置いてきちゃったし
大丈夫かなーとか色々考えてポケーっとしてたら
デリ嬢が「うちねー、今妊娠してるんだー」って言ってきた
ふむふむ
俺も嫁さんとケンカしたときはラブホで一晩過ごすぞ
こっから会話形式にさせて
俺「それほんと?」
デリ嬢「ほんとだよー」
俺「こんな仕事して大丈夫なの?」
デリ嬢「わかんないよー!でもお金ないと子供育てれないもん」
俺「旦那さんは?」
デリ嬢「いなーい」
俺「認知してもらってたらお金とかもらえないの?」
デリ嬢「認知も何も男に伝えてないもん!遊びで1発やっただけなのに妊娠して挙句うちが下ろしたくないからって養育費お願いねなんておこがましくて言えないよ」
俺「でもそれ男に責任あるじゃん」
デリ嬢「もちろんそうだけど、中に出していい?って聞かれて許可出したのうちだもん。男ばっかり悪いみたいなのカワイソーそれにそもそもその人お金ないしねw」
デリ嬢は笑いながら話してた
俺の嫁も風俗嬢だったってのもあるし俺も子供いるしで
心配になってさらに色々聞いちゃった
俺「自分の親にはいったの?」
デリ嬢「んー、言ったけどおろせって言われちゃったから。うちまだ未成年だし親の同意とか求められちゃうから今病院変えたりして赤ちゃん生む準備中だよー。」
俺「病まないの?」
デリ嬢「病まないよ!w自分で招いたことなのに。大変な状況作ってしまったー!って思うけど落ち込まないよ」
風俗嬢はみんな病みやすいイメージだったから
こんな性格の子もいるのかと関心した
デリ嬢「おじさんは?家出して病んでるの?」
俺「病んでないけどー…娘が心配なんだよね」
デリ嬢「娘ちゃんいるの!なに女遊びしてるの!おうち帰りなよ!」
俺「んー、心配だけど家にもかえれないし。どうしようかなーって。離婚するかもしれないしね」
デリ嬢「えー、離婚しちゃうの?親権どーするのさ!」
俺「親権欲しいけどなかなか男親だと難しいよねー」
デリ嬢はふむふむいいながら話を聞いてくれた
とりあえずお風呂から上がって布団に移動した
デリ嬢はまだ話をしてくれた
デリ嬢「うちも父子家庭だけどねーうちのママいい人だったから環境が違うもんなー」
俺「どうやって親権取ったの!?」
デリ嬢はママが外国人で離婚して国に帰ったから
お父さんに親権が渡ったこととか
お父さん大好きみたいでお父さん自慢を沢山してた
お母さんのことも自慢してた
そしたら眠くなったのか勝手に眠りについてた
俺はデリ嬢が寝た後少し話を聞いてもらえてスッキリして眠りについた
俺が朝起きたらデリ嬢は居なくてラインだけ一通来てた
「昨日ありがとうね。娘さん大事にしてね。」と。
俺は「こちらこそ」とだけ返しといた
俺はとりあえず家に帰ろうと思い
嫁に連絡したりバタバタと忙しくして
時間はあっという間に過ぎて夜になった
そしたらデリ嬢から「もしなんかあったらここに電話してね。」とラインで
直電の電話番号を教えてくれた
あれ?良い子じゃんw
続きはよ
ごめん、寝てたわ
そんで続き書いてくよ
電話番号教えてもらいワンコールだけして
俺の電話番号もデリ嬢に伝えた
なんとなくデリ嬢と近づけた気がして嬉しかった
それから2週間ほど経ったある日デリ嬢からラインが来た
「お腹の赤ちゃん亡くなっちゃんたよー。」って
俺は慌てて電話したら普通のトーンで「もしもーし」って出てちょっとビックリした
「ねぇ、大丈夫?」ってそれしか言えなかった
大丈夫じゃないだろうけど他人だし付き合ってもないし言える言葉がなかった
そしたらデリ嬢は「だいじょーーぶ!なんか忘れ物しちゃったんでしょー多分」
って元気そうにふるまって少し間開けて
「もっかいだけおじさんに会いたいなー。」って言ってきた
その頃俺は嫁とまた一緒にやり直す方向で話が進んでた
娘も小さいし嫁もまたなんとかやり直そうとしていた
だから俺が返事に詰まっていたら
「うそぴょーーーん」って言われた
俺も「ごめんね」しか言えなくて
やり直す方向に話が進んでることも話した
デリ嬢は「それは娘ちゃんにとって何よりだね!ごめんねー。旦那さんだしパパなのに会いたいとか言ってしまって!」って
デリ嬢のがきっと悲しんでるだろうに
逆に気を使わせてしまってなんてことしたんだろうと思ってた
「頑張ってね、色々。じゃあ」って言われて電話は切れてしまった
それから何度か連絡しようとしたが
なんて声をかけていいか分からず結局ひと月近く経っていた
その間デリ嬢から連絡が来ることもなかった
その頃俺の会社で飲み会があり帰りが遅くなることがあってその日はラブホに泊まった
嫁には「始発で帰るよ」と伝えた
ラブホと言えば…とデリ嬢との出会いを思い出して
デリ嬢の店に電話をかけた
「もしもしー。〇〇学園ですー。」
って言われてから気づいたが俺は源氏名を聞いてなかった
ラインの名前のとこで本名は分かったけど
「あのーすみませんが白と金のツートンでギャルっぽい子いませんでした?」って聞いてみた
そしたら「あー多分〇〇ちゃんですねー。もう辞めちゃいましたよ」って言われた
「じゃあいいです」って言って電話は切った
辞めたーとか聞いてなかったけど
前のことがあってからだしやめても仕方ないかと思って
勇気を振り絞って俺はデリ嬢の電話にかけた
何コールかして電話が繋がった
俺が「もしもし?」って言うと
少し間を置いて「こんな夜中に…」と電話に出たのは厳つそうな声の男の人だった
「すみませんが〇〇さんのお電話ですよね?」と確認すると
「そうだけどアイツはもういないよ」って言われた
なにがなんだか分からず
「どういうことですか?」って聞いたら
「この間自殺したよ」って言われた
俺が理解するのに時間がかかり言葉に詰まっていると
「アイツ誰にもなんも言わずに逝っちまうもんだから父親の俺が電話に出て説明してんだ」って説明された
俺は言葉が見つからなかった
なんで会いたいって言われた時会わなかったんだとか
でもこんな浅い付き合いでそんなこと思うのおかしいとか
離婚して一緒にいてやればとか勝手に色んなこと考えてた
それから少し間が空いてデリ嬢の父親に
「じゃあ」って言われてから俺は何故か
「〇〇はお父さんのこと自慢してました。大好きって言ってました」って言ってしまった
デリ嬢の父親は「…そうか。じゃあ」とだけ言って電話は切れてしまった
その後俺は色々と考えてすごい落ち込んだ
もうデリヘルも使わないって思った
それからもう1年が経った
昨日飲み会のあと他のデリヘルを呼んでみた
結構タイプの子が来たけどプレイが淡白で悲しかった…
そんな時俺はデリ嬢のことを思い出し
デリ嬢に電話かけてみたが繋がらなくなってた
そんで色々思い出しデリヘル使わないって決心したことも思い出し
俺はこのスレを建てたわけ
あの時あんなにデリ嬢のこと気にかけてたのに
いなくなって時間が経てば忘れちゃうもんだなと思ったよってお話
オチがなくてすまんね
理由は永遠にわからないままか
生きていくために人は忘れるようにできてるからね
思い出してもらえてその子も喜んでるかも
色々考えさせられた
今を大事にしないといけないね
引用元: 寂しくてデリヘル呼んだ話